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最新記事【2008年03月15日】

近視の原因は、実は少し前まで解明されていませんでしたが、近視の原因とされる三つの仮説に注目が集まっていました。

まず一つ目は水晶体屈折力による近視増加説です。

目のレンズの役割である水晶体は、近くを見る時は分厚くなり、遠くを見るときは薄くなります。これにより水晶体の屈折力が変わるのですが、それが近視の原因だというのがこの説です。

水晶体の屈折力がうまく調節されないのは、調節するための筋肉が緊張していることが原因で近視になると考えられました。

そこで、この説を支持する人は、近視を治すために目のストレッチを推奨していたようです。実はこの説、屈折性近視の原因に限りなく近いのです。

屈折性近視とは、水晶体の屈折力が強くなりすぎて、焦点が網膜の手前で結ばれてしまうことが原因とされています。

二つ目の近視になる原因説は、眼軸長延長説です。

眼軸長というのは、目の角膜から網膜までの距離のことで、この距離が近視の原因だと考える説です。

この場合、角膜から網膜までの距離は変えられないので近視は治らないと言われていました。実はこれも、軸性近視の原因に限りなく近い考え方なのです。

現在は、この軸性近視の原因ももっと詳しく解明されています。

軸性近視は、成長期などに眼球が大きく成長しすぎるのが原因だそうです。眼球が大きくなりすぎると、目の水晶体を通して出来る光の焦点から網膜の位置がずれて、軸性近視が引き起こされるということです。

軸性近視の場合、どうすれば近視が治るのでしょうか。

例えば水晶体を調節して焦点の位置を網膜に合わせて近視を治すという方法がありそうです。逆に眼球を小さくして網膜の位置をずらす方法も考えられますが、こちらは焦点の位置をずらすよりもっと近視を治すのが難しそうです。

近視の原因としては、遺伝説も唱えられていましたが、この説では、成長過程で起こる近視の説明がつきません。

現在は前に述べた二つの説から成長した、屈折性近視と軸性近視が主な原因とされています。

近視の治療法はないと言われていましたが、今ではレーシックという近視矯正手術に注目が集まるようになっています。

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